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健康経営

健康経営宣言

　琉球銀行の経営理念である「地域から親しまれ、信頼され、地域社会の発展に寄与する銀行」を実現する為には、職員が心身ともに健康で、高い意欲を持ち、業務を実行することが必要です。職員の健康を重要な経営資源の一つとして捉え、これからも組織として職員の健康管理・健康保持に積極的に取り組んでまいります。

　企業からだけではなく、職員からの積極的な取り組みがなければ健康経営の実現は困難です。健康は仕事をするための土台です。職員自らが健康管理や健康保持に責任を持ち、主体的に取り組めるよう、「セルフ・ヘルスケア」を積極的にサポートいたします。

代表取締役頭取　島袋健

健康経営推進体制

　健康経営責任者を頭取とした以下の体制により推進します。
施策の実行は各部課店のウェルビーイングリーダーや労働組合等と連携します。

健康経営推進組織体制

健康経営の取り組み

セルフ・ヘルスケア体制の構築

　職員が自ら健康管理や健康保持に責任を持ち、主体的に取り組む「セルフ・ヘルスケア」を健康経営のテーマとして掲げています。

健康経営

健康課題への対応

　当行の健康課題である「運動不足」と「肥満傾向」の解消に向け、運動習慣の醸成を図る取り組みを推進しています。
また、組織的な健康管理体制の充実とともに、職員が自ら健康保持・増進を行えるよう、健保組合と連携し支援体制を強化します。

運動習慣のサポート

スポーツジムの設置

当行施設内にスポーツジムを設置しています。

スポーツジムでは定期的にトレーナーを配置し、個別のトレーニング指導や集団でのスタジオレッスンを開催しています。

ウェアラブルデバイスの貸与

希望する全職員へウェアラブルデバイス（Fitbit）を貸与しています。

日々の歩数や活動量、睡眠状況を把握でき、個々の健康意識向上にも寄与しています。また、職場全体で開催するウォーキングイベントでも積極的に活用しています。

クラブ活動支援

活動費等の金銭支援や当行施設（体育館）の貸与など、クラブ活動を積極的に支援しています。

運動不足の解消だけでなく、職員間のコミュニケーションの活性化にも貢献しています。

その他

スニーカー通勤の推奨

階段の利用推奨

始業前のラジオ体操の実施

等

職場の環境整備

ワークライフバランス	時間外勤務の厳格化（最終退行18時、早帰りデー（定時退行）の設定）テレワーク制度、サテライトオフィスの設置時間単位休暇制度ライフデザイン休職制度（不妊治療休職等）等の各種休暇
禁煙支援	敷地内禁煙、就業時間内禁煙の実施希望する職員への禁煙支援、各種セミナーの実施
コミュニケーション	全役職員へ業務用iPhoneを貸与、職員間のタイムリーな情報共有の実現クラブ活動やスポーツジムの利用を通じた職員間の交流
労働安全衛生	安全衛生委員会（ウェルビーイング委員会）の開催

疾病予防

各種検診	定期健診の完全実施（受診率100％）特定保健指導の受診促進人間ドック、婦人科健診、インフルエンザ予防接種の金銭補助（健康保険組合）
健康支援	健康サポートアプリの導入（健康保険組合）各種セミナーの開催、健康情報の発信全職員を対象とした保健師による健康相談の実施ヘルスキーパーによるマッサージ、およびストレッチ等のセルフケア指導 ※ヘルスキーパーとは、国家資格を有する専属理療師を企業内に配置し、従業員を対象として施術を行う者の呼称
こころのサポート	ストレスチェックの実施産業医、メンタルヘルス専門医による面談の実施マインドフルネス実施時間の確保

健康経営の普及

	沖縄県内の健康経営の普及、県民の健康保持増進および沖縄の健康長寿復活を目指し、沖縄総合事務局と県内企業で実施している「おきなわ健康経営プラス1プロジェクト」に参画しています。同プロジェクトでは、健康経営取り組み事例集の発行等、健康経営に関する取り組み内容について積極的に発信することで、健康経営の普及に取り組んでいます。

沖縄県内の健康経営の普及、県民の健康保持増進および沖縄の健康長寿復活を目指し、沖縄総合事務局と県内企業で実施している「おきなわ健康経営プラス1プロジェクト」に参画しています。

同プロジェクトでは、健康経営取り組み事例集の発行等、健康経営に関する取り組み内容について積極的に発信することで、健康経営の普及に取り組んでいます。

健康経営戦略マップ

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健康経営優良法人2024（ホワイト500）の取得

　経済産業省と日本健康会議が共同で実施する「健康経営優良法人認定制度」において、「健康経営優良法人2024（大規模法人部門・ホワイト500）」に認定されました。「健康経営優良法人」への認定は5年連続となり、今年度は、認定法人の中でも上位500社に付加されるホワイト500の取得となりました。

　琉球銀行では2019年6月に「健康経営宣言」を策定し、頭取を最高責任者とした推進体制のもと、健康保険組合と一体となって職員の健康保持・増進に積極的に取り組んでいます。

　今後も職員の健康に関する取り組みの更なる発展を図り、経営理念である「地域から親しまれ、信頼され、地域社会の発展に寄与する銀行」の実現に努めてまいります。

スポーツエールカンパニー2024の取得

　当行は、スポーツ庁が認定する「スポーツエールカンパニー2024」を取得しました。本制度は、従業員の健康増進のため、スポーツの実施に向けた積極的な取り組みを行っている企業を認定する制度です。

　琉球銀行では、全従業員が参加できるオンラインウォーキングイベントや、当行施設内のスポーツジムを活用したスタジオレッスンなどを定期的に実施しています。

　今後も職員の健康保持・増進やスポーツに親しめる環境づくりに積極的に取り組んでいきます。

スポーツエールカンパニーロゴ

健康指標の推移及び目標数値

　当行では健康指標の目標を定め、職員の健康保持・増進に取り組んでいます。
また、職員一人ひとりの活力向上・生産性向上を期待し、パフォーマンス指標を測定しています。

健康指標

	目標	2021年度	2022年度	2023年度
定期健康診断受診率	100％	100％	100％	ー
精密検査受診率	65％以上	42.7％	48.7％	ー
ストレスチェック受検率	95％以上	92.3％	97.7％	95.7%
特定保健指導実施率	25％以上	20.0％	ー	ー
月平均所定外労働時間	10時間未満	11.3時間	12.0時間	ー
喫煙率	7％以下	7.8％	7.6％	6.7%
肥満度率^※	35％以下	37.2％	37.4％	ー

※ 肥満度率（BMI：25以上、または腹囲：男性85cm以上・女性90cm以上の割合）

パフォーマンス指標

	目標	2021年度	2022年度	2023年度
プレゼンティーイズム	80％	ー	78.9%	77.9%
測定人数	ー	ー	1,597人	1,660人
回答率	ー	ー	96.2％	95.7％
アブセンティーイズム	58.9日	58.9日	53.3日	ー
測定人数	ー	85人	110人	ー
回答率	ー	ー	ー	ー
ワーク・エンゲージメント	4.5	ー	4.7	4.9
測定人数	ー	ー	1,597人	1,660人
回答率	ー	ー	96.2％	95.7％

※ 集計中の項目、現時点で目標値を定めていない項目については「－」表示としています

※ パフォーマンス指標の定義、測定方法は下記の通りです

プレゼンティーイズム：出勤はしているものの何らかの健康問題により生産性が低下している状態（測定方法：東大1項目版）
アブセンティーイズム：何らかの健康問題により仕事を休職している状態（測定方法：病休者一人あたりの平均休職日数）
ワーク・エンゲージメント：仕事への熱意・没頭・活力の3つの要素から構成される、充実した心理状態を表す指標（測定方法：ユトレヒトワークエンゲイジメント尺度）