2022年度「りゅうぎん琉球漆芸技術伝承支援事業」の作品完成報告および2023年度事業開始のお知らせ

2023/05/29

株 式 会 社 琉 球 銀 行

　琉球銀行（頭取　川上 康）は、伝統文化支援事業として実施しております「りゅうぎん琉球漆芸技術伝承支援事業」の2022年度復刻作品が完成しましたので、報告いたします。
　本事業は、博物館や美術館に所蔵されているような、製作するにあたり高い技術が必要となる琉球漆器の復刻を通して、沖縄県の伝統工芸である「琉球漆芸」の技術伝承や、産業継続の支援を目的とした事業です。
　なお、2023年度事業も下記要領で実施いたします。
　琉球銀行は、今後も沖縄の伝統文化の伝承に貢献できるよう、積極的に支援活動を展開してまいります。

記

1. 2022年度事業 完成作品

   復刻作品 『朱漆寒山拾得螺鈿四方盆（シュウルシカンザンジットクラデンヨホウボン）』（浦添美術館所蔵）

   復刻作品『朱漆寒山拾得螺鈿四方盆』　

   ※

   2023年5月30日（火）の沖縄タイムスで特集紙面を掲載予定です。ぜひご覧ください。

2. 第2期（2022年度～2024年度）製作部員

   ⑴渡慶次　愛	（木漆工とけし）
   ⑵島袋　香子	（沖縄県立芸術大学　美術工芸学部工芸専攻　漆芸分野　教育補助専門員）
   ⑶上江洲　安龍	（沖縄県立芸術大学　美術工芸学部工芸専攻　漆芸分野　非常勤講師）
   ⑷嘉数　翔	（沖縄県立芸術大学大学院・博士課程後期　芸術文化学専攻芸術表現研究領域）
   ※ 2022年度 復刻作品は、上記4名がそれぞれ1点ずつ製作いたしました。

3. 2023年度事業概要

   ⑴

   事業名：第2期・2023年度「りゅうぎん琉球漆芸技術伝承支援事業」

   ⑵

   事業期間：2023年4月～2024年3月（予定）

   ⑶

   主催：株式会社琉球銀行

   ⑷

   共催：株式会社沖縄タイムス社

   ⑸

   協力：一般財団法人沖縄美ら島財団、浦添市美術館

   ⑹	事業内容
   	①	復刻事業 博物館や美術館に貯蔵されているような、製作するにあたり高い技術が必要となる琉球漆器の復刻を通して、技術の蓄積につなげる。 2023年度復刻作品： 『黒漆雲龍螺鈿椀（クロウルシウンリュウラデンワン）』（沖縄県立博物館・美術館所蔵）
   	②	技術伝承ワークショップ ベテランから若手への技術伝承を創出できる機会（講習会等を実施）を提供する。
   	③	イベント・展示会 成果物の展示会、漆器の使用方法や認知度向上に向けた普及イベントを開催する。

   ⑺

   検討委員会メンバー

   糸数　政次	（浦添市美術館長）
   當眞　茂	（沖縄県立芸術大学　美術工芸学部　准教授）
   金城　聡子	（浦添市美術館　学芸員　琉球漆芸研究者）
   嘉数　翔	（沖縄県立芸術大学大学院・博士課程後期　芸術文化学専攻芸術表現研究領域）
   新本　英亨	（沖縄タイムス社文化事業本部長）
   アドスタッフ博報堂事務局担当者
   琉球銀行事務局担当者

以上

（お問い合わせ）

営業統括部　担当：大濵

電話：098-860-3330