久米島町の「食の拠点施設整備および運営事業」に係るハーベストネクスト株式会社への融資実行について

2025/04/23

株式会社琉球銀行

　琉球銀行（頭取　島袋 健）は、沖縄振興開発金融公庫（理事長　新垣 尚之）と協調して久米島町の公民連携（PPP※）事業「食の拠点施設整備および運営事業」（以下、「本事業」）の業務受託事業者であるハーベストネクスト株式会社（代表者　脇本 実）に対し、融資を実行しました。

　同社は神奈川県に拠点を構え、全国各地で官民連携による給食センターの建設・運営のほか、学校内の給食施設の運営を受託しています。本事業は、久米島町の町有地を民間事業者が活用する公民連携事業に位置付けられ、離島過疎地域における人口減少・少子高齢化社会に適応した持続可能な食のサービスによるまちづくりモデルの形成を図ることを目的としています。

　県内離島で初となる公民連携事業による給食センターの建替えにより、学校給食の提供を継続するとともに、こども園給食の提供や、高齢者・障がい者向け配食サービスを行うことで、雇用の維持、地産地消に寄与するほか、公共財産の有効活用が図られ、給食提供の継続に向けた課題解決や、高齢者等への配食サービスの充実等、新たな付加価値の創出が期待されます。

　琉球銀行は、今後も様々なソリューションの提案を通じて、地域に根差す銀行として地域課題解決および地域経済の活性化に貢献してまいります。

※PPP（Public Private Partnership）とは公共施設等の建設、維持管理、運営等について行政と民間が連携し、民間の創意工夫等を活用することにより、公共財産の有効活用や行政の効率化等を図ることをいいます。