「BORベンチャーファンド2号」第11号案件への出資について

2025/07/09

株式会社琉球銀行

琉球銀行グループは持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。

 琉球銀行(頭取 島袋 健)は、2023年3月に設立した「BORベンチャーファンド2号(運営会社 琉球キャピタル)」による第11号案件として、LiLz株式会社(代表 大西 敬吾、所在 沖縄県宜野湾市)に出資しましたのでお知らせいたします。
 同社は“テクノロジーで、世界の現場を一歩前に”をビジョンとして、IoT/AIを活用したソリューションを提供するスタートアップ企業です。
 同社サービスは、プラント、工場およびビル等施設の設備点検業務に対し、電源・ネットワーク工事不要の定点IoTカメラを提供しています。加えて、IoTカメラで撮影した対象設備は、AI(画像解析や機械学習)を活用して自動読み取りを行い、同社が提供するクラウドサービス「LiLz Gauge(リルズゲージ)」へ撮影データを蓄積します。これにより、設備点検業務の自動化や省力化を実現し、人材不足や設備老朽化の影響により、設備点検業務の負荷が増大していく課題に対してのソリューションとして貢献しています。加えて直近では、一定の防爆エリア内施設にも対応可能なIoTカメラの開発に成功し、需要の更なる高まりが期待されます。沖縄経済においても、プラント、ビル、ホテル等の設備点検業務の自動化や省力化を通して、地域経済へ貢献をしていくことが期待されます。
 同社が、沖縄に根差すスタートアップ企業として、地域のスタートアップエコシステムを牽引していく1社となっていくことも期待しており、BORベンチャーファンドとしても成長に向けた支援をおこなっていきます。
 琉球銀行は、今後も「BORベンチャーファンド」からの資金供給に加え、「OKINAWA Startup Program」とも連動させて、沖縄県内のスタートアップエコシステムの構築および地域経済の活性化に貢献してまいります。

1. 出資先の概要

企業名 LiLz株式会社(リルズ カブシキガイシャ)
代表取締役 大西 敬吾
所在地 沖縄県宜野湾市我如古二丁目3番7号 2F
設立 2017年7月28日
事業内容 プラント等産業向けリモート点検IoT・AIソリューション 等

2. BORベンチャーファンド2号の概要

名称 BORベンチャーファンド2号投資事業有限責任組合
ファンド総額 2.75億円
存続期間 2023年3月1日からの10年間
出資者 株式会社琉球銀行
株式会社琉球キャピタル
ファンド運営会社 株式会社琉球キャピタル
投資形態 株式による出資(株式・種類株・新株予約権付社債等)
投資対象 当行の営業エリア内で事業を営む未上場企業のうち、将来性のある企業や地域活性化につながる事業に取り組む企業等

以上

(お問い合わせ)

法人事業部 担当:新田

電話:098-860-3454

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