2025/10/31
株式会社琉球銀行

琉球銀行(頭取 島袋 健)が参画している有性生殖・サンゴ再生支援協議会※1が支援を続けている、八重山漁業協同組合サンゴ種苗生産部会による「石垣島のサンゴ産卵ファーム」が、令和7年4月に施行された地域生物多様性増進法に基づく認定制度における初めての「自然共生サイト※2」として認定※3されました。(全国201カ所のうちの一つとして認定)
なお、「自然共生サイト」の中でも管理放棄地等において生物多様性を回復する活動(回復タイプ)の認定は全国で2カ所のみであり、加えて、サンゴ礁生態系においてサンゴ再生を主とする「自然共生サイト」としては、旧制度を含めて全国初の認定事例となります。
サンゴ礁は、多様な海洋生物の棲み家であり生物多様性の宝庫であるとともに、漁業や観光の重要な資源として私たちに多くの恵みをもたらしてくれます。
しかしながら、近年は気候変動による高水温の影響で大規模な白化現象が頻発し、サンゴ礁の保全が急務となっています。
このような状況のなか、本取り組みは、有性生殖によるサンゴの増殖技術を活用し、遺伝的に多様なサンゴを生産することで、持続可能なサンゴ礁再生を実現する極めて意義深いものです。
琉球銀行は、今後も「地域から親しまれ、信頼され、地域社会の発展に寄与する銀行」という経営理念のもと、地域社会の皆さまとともに沖縄の豊かな自然を守り、ネイチャーポジティブの実現に向けて貢献してまいります。
※1 有性生殖・サンゴ再生支援協議会ホームページ
https://scc-okinawa.com/#supporting_companies
※2自然共生サイトホームページ
https://policies.env.go.jp/nature/biodiversity/30by30alliance/kyousei/
※3 環境省プレスリリース
https://www.env.go.jp/press/press_00761.html

以上
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