本部業務紹介

営業店をサポートする本部各部の業務内容について紹介します。

本部の役割は、営業店の業務をサポートするとともに、銀行全体の経営戦略を企画・立案することです。本部スタッフには、お客様のニーズを正確に把握する能力と常に営業店の立場で考える姿勢が必要です。

総合企画部

【主要業務】 経営戦略の策定、収益管理、経営分析、行内DX(デジタルトランスフォーメーション)、サステナビリティ方針の策定、広報

各ステークホルダー向けに2022年から
毎年制作している「統合報告書」

総合企画部は、地域や銀行の持続的発展を支えるため、銀行全体の経営戦略を総合的にプロデュースする部署であり、銀行経営における司令塔の役割を果たしています。

具体的な仕事の内容としては、広範囲にわたる本部各部署の業務施策を取りまとめ、銀行の長期ビジョンを実現するための経営計画策定や実行支援、管理をしています。立案された経営計画に基づく銀行全体の収益管理、新規業務の立案なども総合企画部が担当しています。

また、ESG(環境、社会、ガバナンス)や行内DX戦略の企画立案をしており、例えばESGに関しては、地域と連携した各種支援施策の実現や県内のGHG排出量削減等に、行内DXに関しては革新的な業務改革による環境整備および競争力向上やデジタル人材の育成に取り組んでいます。

総務部

【主要業務】 株主総会運営、建物・設備管理、経費集中処理

総務部
2024年5月に移転OPENした諸見支店

総務部は、主に企画グループ、管財グループ、総務グループと3つの部門に分かれています。

企画グループは、株主総会運営の他、お客様が過ごしやすく、職員が働きやすい環境を整えるための企画を実施しています。

管財グループは、建物や設備の管理を担当しており、銀行店舗の設計や設備の配置に深く関わっています。そのため、一級建築士など専門職を極めた担当者が業務に従事しています。

総務グループは、本部および全支店の諸経費を一括処理し、備品等も一元管理するなど、銀行全体の経費を集中化しています。

このように、総務部は銀行全体の「モノ」に関わる業務が主なため、各部署と連携しながら責任を持って業務遂行を心掛けています。

人事部

【主要業務】 採用(新卒・中途・パートなど)、育成(研修計画・運営)、人事計画・管理

新たな仲間たちと共に歩む第一歩(入行式にて)

人事部には大きく分けて3つの業務があります。

まず第一は、行員の「採用」から始まって、行員の配置にかかる「人事異動」、その行員の評価となる「人事考課」などの人事管理業務です。第二に、当行の行員として望ましい人材を育て、支援するための人材育成、すなわち研修業務(教育・訓練)です。第三は、給与の支払いや各種社会保険事務など、行員が安心して働ける環境を作る福利厚生業務です。

琉球銀行では人材育成を一丁目一番地の重要テーマに据え、未来を築く人材の育成に力を入れています。事業活動と人材をつなぎ、当行の長期ビジョンを実現するため「人材ポートフォリオ」「専門人材」「エンゲージメント」「Well-being」の4つに焦点をあて、取り組んでいます。

リスク統括部

【主要業務】 市場、信用等各種リスクおよびその統合管理、コンプライアンスに関する企画推進、マネー・ローンダリング対策、お客様のご要望・苦情に関する対応

リスク統括部
銀行の防波堤として、様々なリスクに対処します

銀行の事業活動を展開するなかで、私たちは様々な「リスク」に遭遇します。大切なお客様の信頼を維持しつつ健全な業務運営を行っていくために、「リスク」を適切に管理し、対処していく必要があります。

リスク統括部は、リスク統括室、コンプライアンス室、マネー・ローンダリング等対策室、お客様相談室の4つの業務部門に分かれ、それぞれの領域のリスクの管理・統括を専門的に行う銀行の防波堤の役割を担っています。

具体的な業務としては、銀行の財務に関するリスク管理や法令等遵守態勢の構築・管理等を行っています。また、マネー・ローンダリング対策や、お客様のご要望・苦情に関する対応についてもリスク統括部の重要な業務となっています。

証券国際部

【主要業務】 資金証券・国際業務の企画・推進、資金の調達・運用

証券国際部
マーケットの変化を捉え、最適な投資を行うのも
証券国際部の業務の一環です

証券国際部は、銀行の国際業務と資金証券業務の2部門を統括しており、銀行の中でも国内外の金融市場に最も近い部署です。

国際業務部門では、外貨の両替や海外送金、輸出入代金決済といった外国為替業務の事務取り扱いについて企画し、営業店を指導するとともに、営業店において発生するこれら外為取引の資金を海外の銀行との間で決済しています。

また、銀行はお客様からお預かりする預金(資金)を貸付で運用することにより主な収益を得ていますが、その他にも、残る資金を株や債券などの有価証券で運用しています。資金証券業務部門では、こうした銀行全体の資金バランスを管理するとともに、状況に応じて最も効率的な有価証券の投資を実現していくのが主な業務です。

事務統括部

【主要業務】 事務処理等に関する企画・運営・管理、コンピューター・システムの企画・運営・管理

事務統括部
お客様の記入負担軽減によるサービス向上を
目的に、タブレットシステムを活用しています

銀行が「お金」という媒体を通じて「信用」をやりとりしている以上、銀行の事務処理には高度の正確性が求められます。

事務統括部は、事務を正確に処理するための事務処理手順を定め、営業店を指導するとともに、事務効率化のため新たな業務処理方法の研究、企画も担当しています。

銀行業務が複雑化・多様化する中、お客様により魅力のある商品を提供するためには、コンピューター・システムの活用が必要不可欠です。

事務統括部は銀行のコンピューター・システムの企画・運営・管理を担当し、最新のIT技術と高度なセキュリティ対策を駆使して、お客様に安心・安全なサービスを提供しています。

事務集中部

【主要業務】営業店バックオフィス業務、相続相談センター(相続手続き集中業務)、文書配送センター(企業内文書配送)、書庫センター(保存文書管理)

事務集中部
バックオフィス業務を行う事務集中部のメンバー

事務集中部は、銀行業務の効率化と品質向上を目指して、さまざまなバックオフィス業務を集中処理しています。

例えば営業店で受付された振込依頼の集中処理や、アプリにて受付した住所変更や口座開設の処理、相続手続きのほか、日々発生する保存文書の管理など幅広い業務を行い、各営業店や本部各部署がより効率的に業務を遂行できるようサポートしています。

さらに、営業店に設置されているリモート相談システムを活用した遠隔窓口での窓口対応など新しいシステムやプロセスの導入を行い、業務のデジタル化や自動化を進めることで、より質の高いサービスの提供とコスト削減を実現しています。

事務集中部は、今後も琉球銀行の成長と発展を支える縁の下の力持ちとして業務を遂行していきます。

営業統括部

【主要業務】 預金・貸出・投資商品等の企画運営、店舗管理、非対面チャネル運営、広告宣伝を担う営業全般の統括

事務統括部
多様化するお客様のニーズに沿った提案活動を
行うため、データを利活用しています

営業統括部は、銀行全体の営業活動の企画・運営を統括する部署です。

預金や融資に関する計画立案、データ分析、個人や法人向け商品の企画・開発、ライフプランのコンサルティング支援などを通して、営業店活動を後方から支援し、営業戦略全般を統括しています。効率的な営業展開のため、店舗・ATMの最適化も推進。さらに、広告宣伝を専門に担当するチームを擁しており、マス広告からデジタル広告まで多様なチャネルを活用し、効果的なプロモーション活動を展開しています。

近年は、デジタルマーケティングの強化やWeb完結型商品の拡充など、非対面チャネルの利便性向上にも注力しており、多様化するお客様のニーズに応えるため、新しい金融サービスの提供を推進しています。

ペイメント事業部

【主要業務】 ペイメント関連サービス・インターネットバンキング・アプリ関連業務の企画・推進

ペイメント事業部
りゅうぎんアプリとキャッシュレス決済端末

ペイメント事業部は、「ペイメント関連サービス」と「インターネットバンキングとアプリ関連業務」の企画・推進を専門的に行う部署です。

琉球銀行は、VisaやMastercardのライセンスを取得し、デビットカードの発行、カード加盟店業務を行っています。現在は、沖縄県内のみならず、日本全体を見据えたキャッシュレス化推進に取り組んでおります。観光立県である沖縄は、国内外の観光客の増加もあり、キャッシュレス化のニーズが更に強く、これにスピーディーに対応する必要があります。当部では、キャッシュレスを利用する人と利用できる環境の両面を整備しています。

インターネットバンキング業務では、オンラインでの金融取引サービスの提供と管理を担当します。お客様が自宅やオフィスから簡単に銀行取引を行えるよう、システムの運用・保守や新機能の開発を行います。セキュリティ対策やユーザーサポートも重要な業務の一部です。

アプリ業務では、当行のモバイルアプリの開発・運用を担当します。スマートフォンを通じて便利に銀行サービスを利用できるよう、アプリの機能追加や改善を行います。

法人事業部

【主要業務】 経営相談、各種コンサルティング業務

法人事業部
M&A調印式の様子

法人事業部は、取引先の抱える様々な経営課題に対し各種ソリューションを提供しております。メガバンク等の外部専門組織で実務を習得してきた行員を中心にお取引先企業の事業承継や組織再編のコンサルティング、M&Aのアレンジメント、ストラクチャードファイナンス等の最新金融手法の活用、PPP/PFI事業への融資、台湾進出支援、脱炭素推進支援(もしくはサステナブル)、スタートアップ支援など、様々なソリューション事業を行なっています。

また、新たな取り組みとして、お取引先企業のDX化支援を2025年4月よりスタートいたしました。

営業推進部

【主要業務】 営業店運営のサポートや営業店の人員査定、経営方針策定指導と管理、預金量・融資量の目標設定業務、顧客本位の営業態勢の構築および指導、銀行全体のCS向上​を図る

営業推進部
営業店へ臨店し、現場で働く
行員を手厚くサポートします

営業推進部は、営業店と本部の橋渡しをする部署です。

具体的には、各営業店に足を運び営業店運営の実態を把握することで、現場の意見を本部各部署へ伝達することに加え、本部からの施策を円滑に実行すべく、各営業店に反映させる役割を担っています。 また、当部から各営業店へ人員を派遣し、窓口の事務や融資部門の支援を行うことから、「営業店に一番近い本部」として、親身になったサポートを行っています。これにより、男性・女性問わず、育児休暇や介護休暇といった休暇制度を活用しやすい環境づくりにも努めています。

営業推進面では、預金量や融資量の目標設定から目標達成に向けた好事例の展開を行い、若手職員向けに意見交換等の場を設けるなど、自由闊達な企業風土を活かした取り組みを行っています。この企業風土を実現するために、当部では「お客様の最善の利益の追求」と「真の実績主義」を掲げ、CS(お客様満足度)の向上にも力を入れています。

審査部

【主要業務】融資業務の企画、貸出審査、融資業務プロセス構築、信用リスク管理の運用

審査部
AI技術を活用し審査を行う商品
「電光石火‐りゅうぎんAIレンディング」

琉球銀行は「地域から親しまれ、信頼され、地域社会の発展に寄与する銀行」を経営理念に掲げていますが、地域社会の発展のためには、健全な融資を行う必要があります。

そのため、銀行ではお客様からの借入申込に対し、その申込の妥当性の調査や、融資を実行するか否かを判断する審査を行います。しかし、お客様の借入申込といってもそれぞれ事情が異なります。審査部では、営業店独自では決定できない金額の大きな融資案件等について、お客様それぞれの事情を汲み取って、審査を行い、融資の可否を判断します。

また、融資実行後は、返済状況の管理や貸出金等の状況について自己査定を行い、適切に管理をしています。経済環境や産業形態が大きく変化する中においては、融資商品や審査基準を適宜見直す必要があります。例えば、最近ではAIを用いた与信判断やSDGsに係るサスティナビリティファイナンスなどへの取り組みが求められております。

審査部では、経済環境に合わせた支援策や新たなローンの開発、適切な審査基準を企画し、営業店において調査や審査が適正に行われるよう、指導や研修を実施しています。

法人営業部

【主要業務】 融資業務・事業再生支援業務・経営サポート業務

法人営業部では、大口取引先に対する融資および事業再生支援業務を担当しています。

特に事業再生が必要な取引先に対しては、他の金融機関や外部機関・専門家と連携し、取引先への支援方針を協議しています。また、必要に応じて、会社分割やデット・デット・スワップ(DDS)などの再生手法を検討・実施しています。営業店と連携した取引先への経営サポートとしては、営業店行員との同行訪問による経営アドバイスの提供や、経営計画の策定支援等を行っています。

大口取引先については、当行のみならず県経済への影響を考慮した慎重な対応が必要となるため、当部のスタッフには幅広い知識と専門的な能力が求められます。そのため、事業再生スキルの向上を目指して外部へ出向者を派遣しており、実践的な経験を積みながら、専門知識の習得に努めております。

監査部

【主要業務】当行及びりゅうぎんグループの健全かつ適切な業務運営と経営目標の達成に貢献することを目的に、公正かつ独立した立場で内部管理態勢の適切性・有効性を検証し、課題点の是正及び改善に向けた提言を行う

全社的、営業店、関連会社の各リスクアセスメントを実施し、リスクの種類・程度に応じ監査頻度などを決定するとともに、内外環境の変化を踏まえたテーマ監査をタイムリーに実施するなど、リスクベースの監査をおこなっております。

また、銀行の事業活動の中で大きな比重を占める信用リスク管理や当行が毎期実施している貸出資産の自己査定について、それが適切に行われているかを行内の独立組織として監査するのも大切な業務の1つです。

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